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五月の雨

ただの雑記帳。描いた絵とか読んだ本とか考え事とか。

無題

日記

 

風が強い一日でありました。

 

お昼に遠くで聞こえる消防車のサイレンを聞き乍ら、牛肉を塩胡椒で焼いて、ご飯に千切りキャベツと一緒に載せて食べました。

 

風が強いから、火の回りは速いでしょうし、ちょうどお昼時だから起きた火事なのかなあ、とぼやぼや考えながら、それはそれは他人事のように、僕は肉と炭水化物を噛み締めて飲み込むのです。

太り易いものは美味しいし、身体に悪い物も美味しいのです。

罪なことであります。

 

サイレンが聞こなくなりました。

僕が聞くのは、外の風の音と自分の咀嚼音だけでした。

 

一人、御馳走様を呟いて、洗い物をしている時に気付いたのは、使った箸が互い違いだと云うことでした。

色も細さも長さも違う。

不揃いな箸を見て、本当にぼうとし乍ら、お昼ご飯を食べたんだなあ、と思いました。

 

もしかしたら、味なんてどうでもよかったのかもしれません。

たとえ、牛肉とご飯ではなくて、身体に良いものを食べたとしても、洗い物をする迄僕は互い違いの箸に気づかなかった事でしょう。

 

つまり、僕はただ単に、身体に悪い物を摂取しただけだったのであります。

 

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感覚が、戻らない。